■センターの概要 |
平成11年度:事業発足
平成16年度:継続選定
センター長:鈴木 孝雄 |
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スピトロニクスへの
チャレンジ |
パソコンの普及に代表される様な高度情報化社会の到来に伴い、より多量の情報を・よりコンパクトな形で格納・利用したいという社会的ニーズが益々高まっています。ハードディスクやDVD等で代表される記録材料の技術分野においても、より多くの情報を記録する高密度情報記録化への研究・開発が 大きな課題となっています。 |
磁気記録ビッドの写真 |
本研究(第2期)では、将来の超高密度情報記録(テラ・ビット/平方インチ以上※)の実現に向けた取組みを進めています。目的の実現に向けては、磁気記録・光記録の2つ記録方式を目指して研究を進めています。 |
超高密度記録技術 |
そのため、本研究センターでは「光と磁気とを統合したThermal Assist-ハイブリッド型ナノ・ビッド高密度記録材料」という新しいタイプの記録材料の研究開発に取り組んでいます。また、記録材料を評価する装置の試作・開発や記録情報の信号を効率的に処理する信号理論研究も合せて進めています。 |
このように磁気記録,光記録の材料研究を中心として信号理論,メカトロニクス等の研究分野が総合的,機能的かつ相補的に活動している点は本プロジェクトの大きな特色といえます。 |
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テラ・ビット:1平方センチメートルに1兆個のビットがある。 |
■トピックス
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1.光・磁気効果装置の製品化
本研究の過程で開発された光・磁気効果装置の製品化・販売を始めました。この装置は将来の高密度光メモリの研究に不可欠な装置であり、紫外から赤外領域までの光・磁気光学効果を測定できるという優れた特長をもつことから多くの関係者の関心を引き、販売実績もあがっています。 |
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2.国際色豊かな研究環境
本研究センター事業には、数多くの外国人研究者が参加しています。研究者の出身国もミャンマー、ウクライナ、ベトナム、中国と非常にバラエティに富んでいます。また、共同研究機関として海外の研究機関との連携を図るなど、国際色豊かな研究環境となっています。 |
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■開発メンバー
●教授 2名 ●准教授 1名 ●PD研究員 2名 |
計5名 |
メンバー |
鈴木 孝雄 教授/三田 誠一 教授
松井 一 准教授
Ajay Tiwari PD研究員/Wei Lu PD研究員
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■設備一覧
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収束イオンビーム加工装置
GMRヘッドスピンスタンド装置
イオンアシスト型イオンビーム蒸着装置
高感度磁気力顕微鏡
高感度磁力計
高感度トルク計
カー効果磁区観察装置 |
走査型電子顕微鏡
高分解能透過型電子顕微鏡
電子線微細加工装置
近接場光学法・光-磁気記録再生評価装置
レーザー蒸着装置
並列計算用コンピュータ |
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