豊田工業大学

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設計工学

システム最適化、構造最適化、感性工学、機械学習、Human Machine Interface

未来製品を創造する計算機援用設計の研究

顧客の感性に基づく製品意匠設計

近年の製品開発では,科学・技術の成熟化に伴い,機能的価値(性能や機能,コスト)の観点からの差別化が難しくなっており,意味的価値(意匠や使いやすさなど)の観点からの差別化が求められている.本研究では,製品の意匠に注目し,顧客の感性を機械学習などの方法を用いて同定することで,製品意匠に対する顧客の反応を推定しながら,顧客に最適な製品意匠を創成する方法の研究を行っている.

コンプライアントメカニズムの最適設計法の検討と機械システムへの適用

近年,一体型の構造を持ち,ジョイントの代わりに構造物それ自体が変形することで,メカニズムとしての機能を実現するコンプライアントメカニズムと呼ばれる柔軟構造物が注目されている.コンプライアントメカニズムはジョイント等の可動部を持たないため,(1)無騒音,無潤滑,(2)部品点数の削減,(3)小型化などの利点を持ち,幅広い適用が期待されている.本研究では,コンプライアントメカニズムの最適設計法の検討と機械システムへの適用を行っている.

力覚提示装置を用いたUAVの遠隔操作システム

クワッドローターをはじめとするUAVを操縦者が遠隔操作する場合,操縦者はUAVのオンボードカメラの映像を基に周囲の状況を判断するが,解像度が低く立体感のない映像では距離感やサイズ感が把握しにくく障害物の多い環境下での操縦は難しい.本研究ではこの問題を解決するために,力覚提示装置を用いて周囲の障害物までの距離に応じた操作反力を操縦者にフィードバックすることで,障害物までの距離を直感的に把握できるようにする遠隔操作システムの開発を行っている.

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