豊田工業大学 研究センタースマートビークル研究センター
2010年設立 センター長:下田昌利
知識データ工学研究室
教授 三輪 誠
研究テーマ
- 知識・データを利用した大規模言語モデルによる状況判断
- 運転状況を説明するテキストへの付加情報の追加
主な研究内容
①知識・データを利用した大規模言語モデルによる状況判断
従来のルールや機械学習・強化学習を用いた判断手法を補強する,もしくは,そのような手法に置き換わる可能性のある技術として,大規模言語モデルを用いた状況判断がその性能や汎用性から注目されている.本研究では,知識やデータを用いて,この大規模言語モデルの判断性能を向上する手法の実現を目指している.
②運転状況を説明するテキストへの付加情報の追加
運転の状況を記述したテキストには,物体情報や数値情報など様々な情報が含まれている.本研究では,このテキストの内容を把握したり,判断のヒントとなるような似た運転情報を利用したりするために,テキスト内の状況を把握する手がかりとなる表現を適切に選択・明示し,関連知識・情報を付加する手法を開発している.